9月19日の中秋の名月も、空気が澄んでいるせいか、とてもくっきりと見えていました。
お彼岸ももうすぐですね~。昼と夜の長さが一緒になって、だんだん冬が近づいてきているように思えます。
近辺の稲穂も徐々に黄金色になって、穂を垂れてますね~♪
ホ、ほ、豊作だ~!!
さて、今回は芦野温泉さんにお邪魔をしました。那須湯本からは車で30~40分かかりますが、ここも那須郡那須町です。
ついで、と言ってはなんですが、芦野近辺もまわってきましたので、ご紹介いたします!
芦野、伊王野といえば東山道。東山道って、なんぞや?という方はこちらをご覧ください!
→東山道
因みに、奥州街道っつうのは、江戸時代の五街道の一つで、日本橋を起点として、青森の方まで伸びてるんですね~。(ほっ、ほっ、ほ~、筆者は2年ほど前に初めて青森を訪れて、国道4号がそこまで伸びていることに気が付いたのであった。。。(*_*) メカラウロコ)
が、国道294が、
そして、白河の関、というのは有名だと思われるのですが、国道294(東山道・旧奥州街道)の福島との境あたりには、境の明神、という明神様があります。
ここは、陸奥と下野との国境だったようですね。福島側(白河)と那須町側にひとつづつ、明神様が建っています。
那須町側の境の明神様
白河側の境の明神様
そして、県道76号の県境には、追分の明神 というのがあります。これは、どうも時代を更に遡った時の東山道(奥州街道)であるようです。
なので、道幅も国道294号より狭く、通る車もトラックも少なく、(でもトラックは通ってましたけど)より、時代を感じさせる道です。
県道76号の県境
追分の明神 なんか、でてきそう。。。 えっ?
この、追分の明神の先に、白河の関跡があるのですが、「奥の細道」松尾芭蕉はここを通っていない!?というようなのですが・・・はて。。。?
芦野宿(芦野の町)には、創業300年といううなぎ屋の、丁子屋さんがあります。
その昔は芦野宿の旅籠だったそうです
この日は、まだ夏の暑さの名残がありました。那須湯本ではそうでもなかったけれど、芦野あたりはまだまだ、夏でした。
さて、方々まわって汗にまみれたりしましたので、いざ、芦野温泉へ!(今日の本題♪)
じゃ~ん!芦野温泉旅館さん
芦野温泉旅館さんでは、日帰り入浴用の建物と、宿泊用の建物が別です。
日帰り入浴用の立て看板に沿って行くと。。。
ノボリ立ってま~す
エントランス!! 雰囲気出てますね~
芦野温泉旅館さんの日帰り入浴には、5種類の湯船があって、そのうち2つは薬草の湯です。
お湯自体は、ぬめっ、としたいわゆる”美人の湯”ですね!
お肌つるつるの”ツルの湯”と”メラの湯”があって、ph9.8と9.2のアルカリ温泉です。
薬草の湯は、匂いがありまして、この匂いが駄目な人はいるかも、です。(何かのスープみたいな匂い、かな。因みに私は、5分10分はだいじょうぶ!)
そして、露天風呂。夜になるとイルミネーションが施されるみたいでした。(暗くなるまでには、もうちょっとだったです)
サウナも薬草ミストサウナで、清々しい感じのするミストです。ミントみたいにすーすーします。
外のイルミネーション
宿泊用のフロントがある建物
芦野界隈では、ここが唯一の源泉掛け流し温泉のようですね。
しか~も、午後4時以降は入浴料が安くなる!というのもいいな~。
が、温泉も、どこから湧き出てくるのか、ほんとーに不思議ですねー。
那須湯本界隈のように、活火山があるから、というばかりではないんですね。
全くもって、奥が深い。。。
これからも更に、精進をして奥を深めてゆきたいと思った、初秋の一日でした!
芦野の町にはこの他、ストーン・プラザ・ミュージアムや、陣屋跡、歴史探訪館などがあります。徒歩で充分まわれますので、秋の散策にいかがでしょー?
芦野温泉旅館
住所:栃木県那須郡那須町芦野1461
電話 0287-74-0211